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多様化する社会課題の解決には、都政と市民・民間・NPOなど
多様なセクターでのオープンな共創を進めていくことが欠かせません。
2020年3月にリリースされた東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトの制作プロセスでは、ソースコードをGithub(※1)にOSS(※2)として公開することで、多くのプレイヤーとの協働が実現、刻々と変化する状況に対する迅速な対応と、行政サービスのQOS(クオリティ・オブ・サービス)の向上につながりました。
Github上での改善提案の中には、台湾のデジタル担当大臣・唐鳳(オードリー・タン)氏からのものもありました。
彼女は言います。
大事にしている3つのFがあります。
それは「fast(速さ)」
「fair(公平さ)」
「fun(楽しさ)」です。
速さ・公平さを実現することはもちろん大切で、
さらに「楽しさ」が困難と向き合う時に実はとても重要な要素だと私たちは考えます。
Tokyo OSS Party!!は、東京都と共に「テクノロジーを活用して」「オープンに」「楽しく」様々な地域課題を解決するための、1年に一度のイベントとして今年初めて開催されます。
ぜひ私たちの仲間(=Party)として、ともにつくりましょう!
※1) Githubとは
誰でも自分の作品(プログラムコードやデザインデータなど)を保存、公開できるようにしたウェブサービス
※2) OSSとは
オープン・ソース・ソフトウェア。作成者がソースコードを無償で公開しており、利用や改変、再配布が自由に許可されているソフトウェアのこと
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東京都は東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト制作の経験から、
OSSの利点を下記のように捉えています。
- 都が保有する知的資産(ソースコード)を共有し、幅広く意見を聞くことで、
OSS自体の自律的発展が可能となる - また、この動きを全国に波及させることで、
行政などが類似するシステムを構築する際の開発時間とコストの縮減に寄与する
そのため、都全体でOSS活用を推進していくべく、本ガイドラインを策定しました。
事前説明会アーカイブ

共創イベント概要地域課題をハックする
OSS共創プログラム
Tokyo OSS Party!! 2021では、地域課題をハックするサービスの開発を行う共創プログラムを、ハッカソン(※) 形式で実施します。
本プログラムでは、実際の地域課題と開発に役立つオープンデータが各自治体から提供され、それを元に、サービス開発やウェブデザインのスキルを持つ人たち(エンジニアやデザイナー・プランナーの方々)がチーム毎にアプリケーションを開発する中で、新たな地域課題解決に向けた可能性を探ります。
また、そこで作られたアプリケーションはOSSとして共有されることをルールとしており、社会全体に広がるムーブメントの火付け役となるプログラムでありたいと考えています。



※ハッカソン:
サービス開発やウェブデザインのスキルを持つ人たちがチームを作り、限られた時間内で制作したプロダクトやサービスのアイデアをチーム同士で競ったり、共有したりするイベントです。
スケジュール |
11月20日(土) 10:00〜17:00(予定)
/ 地域課題やデータの提供・アイデアソン・チーミング11月21日〜12月3日
/開発期間(メンターによるサポートあり)
12月4日(土) 10:00〜16:00(予定)
/最終発表・審査・選出チームと行政との共創ワークショップ |
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表彰 | 最終発表会はライブで公開され、視聴者全員の投票によって賞が決定します。 選出チームに選ばれると、その後の行政とのワークショップに参加することができ、 その場でその後の具体的な実装について検討がされます。 |
メンター |
ただいま準備中です。
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ハッシュタグで
Partyに参加しよう!
OSS活用のエピソード、OSSへの感謝の気持ちをツイートしてTokyo OSS Party!!をムーブメントにしよう!
投稿してくださると事務局からいいね・リツイートを行います
Tokyo OSS Party!! では、テクノロジーを活用して地域課題を解決したい都内の区市町村からのプロジェクトへの参画と課題提供を募集しております。ご関心がある方は、下記Slackへ参加いただき、質問・回答チャンネルからお問い合わせください。
※Slackの使い方等はこちらをご参照ください